PTSDになったり精神ダメージを受けた場合の、フラッシュバックをどう改善するか。
また、「他人から心を乱された方が、摩訶止観などの仏教書を開くきっかけになる」という点は見逃せません。
そしてフラッシュバックの対抗方法について検証を繰り返した結果、「内向きの意識を遠くに置き、光明真言を唱えた後に、数字を順番に数える。」という方法が良いのかなと思います。
精神ダメージやPTSDになった後は、なぜ良い思い出や未来のことよりも、嫌な思い出の方を脳は重視するのでしょうか。
これも挙動を作り替えていき、良い思い出や未来のことが自動的に思い出せれるように修正していく事が大事だと思います。
※このページとはあまり関係ありませんが、さらに一般の方々には1%程度しかあてはまりませんが、PTSDや精神ダメージを誘発している主体が、実は悪霊や霊だったというケースも有ります。霊能者の場合は、この確率は1%どころではありません。これは気づきにくいため、念のため別ページの悪霊討伐なども参考にし、また、あなたの神仏とコミュニケーションしながら進めていってください。
このページの目次
1. 「光明真言を唱えた後に、数字を順番に数える」という方法
2. 自動的な思い出し(フラッシュバック)は、なぜ起こるのか等
3. アドレナリンを抽出・充電・充填できているという実感が大事。
4. 仏教書には、「人間の感覚や主観の危うさ、誤認しやすさへの警告と修正方法」と「生理現象を上手く使おう」という事が書いてある
この方法は、PTSD発生時・夢中になって我を忘れている時・ストレス発生時などの色々な場面で使えます。
光明真言とは「おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まにはんどま じんばら はらばりたや うん」という大日如来にまつわる真言です。
病苦を除くという真言では有名な部類の真言かなと思います。
※wikipediaでの光明真言の訳は以下です。
オーン 不空なる御方よ 毘盧遮那仏(大日如来)よ
偉大なる印を有する御方よ 宝珠よ 蓮華よ
光明を 放ち給え フーン(聖音)
フラッシュバックは、「脳が勝手に色々なことを思い出している状態」ですので、例えば計算問題などを行っている時は、そのような「自動的な思い出し(=フラッシュバック)」は無くなります。
ですが、毎回計算問題を行うのも面倒で現実的ではありません。
かといって光明真言のみでは、暗唱しながらも「自動的な思い出し(=フラッシュバック)」は発生します。
そのためフラッシュバック(自動的な思い出し)が発生したら、頭の中で、「光明真言+数字」を読み上げます。
1. まず、山や川などの一番遠くを見て、意識を脳内ではなく、「一番外、一番遠いところ」に向けましょう。
2. そして光明真言に加えて、以下のように「10」の位が奇数の時は、「1」の位も奇数のみを読み上げます。
「おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まにはんどま じんばら はらばりたや うん 199」
「おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まにはんどま じんばら はらばりたや うん 197」
「おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まにはんどま じんばら はらばりたや うん 195」
「おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まにはんどま じんばら はらばりたや うん 193」
「おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まにはんどま じんばら はらばりたや うん 191」
「おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まにはんどま じんばら はらばりたや うん 188」
「おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まにはんどま じんばら はらばりたや うん 186」
「おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まにはんどま じんばら はらばりたや うん 184」
「おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まにはんどま じんばら はらばりたや うん 182」
「おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まにはんどま じんばら はらばりたや うん 180」
「おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まにはんどま じんばら はらばりたや うん 179」
「おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まにはんどま じんばら はらばりたや うん 177」
「おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まにはんどま じんばら はらばりたや うん 175」
※数字は、199からでも、6199からでも何でも構いません。PTSDが軽い場合は、3桁の199からで良いと思います。PTSDが重い場合は4桁からが良いと思います。
この方法の前は、「視界に入った物の色を言う。」という事を試行していました。
例えば、木と川が視界に入っていた場合、「深緑」、「淡い青色」など。
ですが、少し計算問題を入れないと、自動的な思い出し(フラッシュバック)が止まらないため、上記の「光明真言+数字」の読み上げの方が良いかと思います。
自動的な思い出し(フラッシュバック)は、
・記憶力
・想像力
・意識が内向きになっている(意識が内向きになると、視界に入った山や川や鳥が、脳内で感覚として認識されなくなる)
の3つによって発生しますので、上記の方法は、記憶力と想像力と内向きの意識の3つを阻害するという単純な方法です。
そして、そもそもなぜ自動的な思い出し(フラッシュバック)が発生するのでしょうか?
これは「脳の警戒警報」が解放されきっていないからというのも一因かと思います。
例えば道で滑って転倒して骨折した場合、その道を通るたびにその事が自動的に思い出されるのは、再度の事故を未然に防げるという意味で、ある意味ありがたい事でもあります。
このような脳が持つ単なる1つの機能かなと思います。
この「脳の警戒警報」が自動的に解除されるまでには、数年間程度のある程度の時間が必要です。
ですので、解除されるまでは、脳の警戒警報を意識的に手動で解除する必要があるのですが、その一例が上記の「光明真言+数字」です。
よって、桁数を増やしたり、計算を難しくしたり、空の向こうの大日如来を想像/観想するという作業を増やせば、さらにこの3つを阻害できるという単純な構図です。
また、フラッシュバックが発生した場合は、脳内からアドレナリン(興奮)が先に発生し、後からコルチゾール(ストレス)が発生します。
コルチゾールは上記の対処方法(3つの阻害)等で消すことができます。
言い換えると、濾過することができます。
濾過すると、アドレナリンのみを抽出する事ができます。
そのため、非常に辛いPTSDなのですが、実は自動的にアドレナリンの発生、充電、充填ができるという可能性も持っています。
この、「アドレナリンを充填できている」という実感を持つことが大事です。
この実感を持てれば、さらにコルチゾール(ストレス)が消えますので。
そしてPTSDからアドレナリンが抽出及び充填できれば、そのアドレナリンは仕事や奉仕活動に転用できます。
例えるなら、携帯電話を充電してても、携帯電話を知らないから使わない、という事ではなんのこっちゃ分かりませんし、もったいないです。
アドレナリンの活用方法のお勧めの一例としては、PCで副業をし、稼げたお金を、人権改善/差別改善/病気を無くす取り組みをしている団体(精神医療人権センター等)などに寄付したり、または副業ではなく奉仕活動をするというものです。
仏教書や般若心経を読むと「自分自身や人間の感覚・挙動・主観に惑わされないようにしましょう。」という意味の文章が度々出てきますが、その事も有って、自動的に動作する脳のフラッシュバックや自律神経、煩悩なども全て平穏になだらかにしていく方法のヒントも載っています。
瞑想で脳内にアルファ波を発生させたり、禅や瑜伽/ヨガで身体のエネルギーを感じ、脳に心地よさを発生させる方法など。
また、主に真言宗の文献によると、真言は何回も言えば言うほど、仏の加護があります。
苦難の多い厳しい人生を送っていると、精神ダメージやPTSDは避けられません。
昔の人(開祖や中興の祖など)が仏教本を書く時には、戦争や飢えの中で、文献を著述してきたという歴史も有り、苦難の多い厳しい時代の中での著書です。
また、逆縁という言葉が色んな仏教書に書かれていますが、例えば浄土真宗の妙好人に関する文献では、「”不幸”が、結果として仏道に入る機縁となること」は、「逆縁」であり、仏を知り加護を受けるきっかけだと解説されています。
PTSDを抱えてしまったために、「人にやさしくなり、主観ベースではなく事実ベースで考えて生きる大事さが身につき、さらに光明真言暗唱による仏の加護をもらう。」というのも逆縁と言えるかと思います。
どうぞ休息しながら、がんばってください。
また、この対抗方法と並行して、夢中になれる趣味や好きなことを探したり、副業や奉仕活動などを探したり取り組むのも良いかと思います。
さきほどは、PTSD発生時のコルチゾールを消して、アドレナリンのみ抽出する流れを記載しましたが、このような「単なる生理現象」や「自分自身」や「脳内物質」を理解し、無意識や自律神経なども、意識的に上手く動作させて、困難な人生を良い人生に変換していきましょうというのも仏教書に書いています。
禅や、白毫(東大寺の大仏などにある眉間の間のもの)などのチャクラ及び丹田などの「身体エネルギーの貯蔵場所」からエネルギーを取り出したり、心地よい脳内物質やアルファ波を発生させたりするのは、言ってみれば人間に備わる単なる生理現象です。
困難な人生においては特に、これらの自分に備わる生理現象を知って開発すると、生きやすくなります。
※これらの開発目的は、主に2つで「神仏とのコミュニケーション」目的、「ストレスや病苦の緩和としての”心地よさ”の人為的創出」目的ですが、「神仏とのコミュニケーション」目的は、一般の方々は、欲さない方が良いと思います。
これを欲する場合は、「文献の精査」作業と両輪になりますので、はっきり言って面倒だと思いますし、神仏とコミュニケーションできても、つらいことの方が多いです。
面倒な一例としては、神仏とコミュニケーションできたら、「あほな霊能者化」していく自分に対する軌道修正としての自己の倫理観の向上作業と文献精査も必須となり、それだけでも相当面倒だと思います。
※また、「人間の主観や思い込みや認知の歪みを修正する、排す」というのも精神ダメージ対策やPTSD対策になりえるかと思います、これらは般若心経を筆頭に色んな修正方法が仏教書に記載されいます。
まずは、蔡 志忠氏の仏教漫画本がおすすめです。安価で色んな種類が有り理解しやすいです。どうぞ、人生の苦難を逆縁とし、より良い人生を歩んでください。
※PTSDや精神ダメージに関して、マンガ仏教的生き方(蔡 志忠氏、2006年)の1コマ。
心理学や心の動きについての解明は、仏教の始めの方でほとんど完成しているとも言えるかもしれませんね。
上の和尚の言うように「悦楽」は大事で、
・精神疲労や病苦を緩和できる、生理現象としての「悦楽」の発生させ方は、禅や丹田、瑜伽/ヨガ等による脳内物質の発生など。これは注意事項が有ったり、この項目通りですが「人間の感覚や主観の危うさ、誤認しやすさ」が含まれている事項ですので多くの文献を読んでみてください。
・考え方による「悦楽」も、上図のお釈迦様の数々の教えや、般若心経など色々な仏教本に書いてあります。